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ご無沙汰してます。

半年ぶりの更新です。

突然の放置、誠に申し訳ございませんでした。

事情を知っている方は
事情が事情だけに更新できる状態ではないことをお察しいただけだと
思います。

毎年作っていたショーンの年賀状、
今年は出せずにショーンの年齢からして
余計な心配をさせてしまっていたらお許しください。

病気は突然やってくるもので
さっきまで元気だった子が生死を彷徨う病気を発症。

今は、まあまあ安定していますが明日はどうなるか分からず。
1日の中でも体調の上下が激しい時があり
それを対処していくことが今やれることの精一杯です。

毎日の通院のため
今まで以上にショーン中心で時間が回り
ブログの存在も忘れてしまうくらい多忙です。

そんな感じなのでいつ更新できるか分からず
コメントいただいてもお返事できる自信もなく。

ブログをやめてしまうことも考えたのですが‥
というか今も考え中です。


11月に膵炎を発症しました。
この膵炎が重症だったため腎不全を併発。

少し回復傾向を見せながらも悪化を繰り返し
9.3キロあった体重が6.5キロまで減少。

食事が取れず12月にPEGチューブ設置。

PEGチューブとは、胃チューブまたは胃瘻とも言います。
内視鏡にて穴を開けた胃にチューブを胃内部から体外へ出すような形で設置します。
液体栄養剤を脇腹肋骨終わりくらいに設置したチューブから胃に送ります。


エコー、CTにて小腸の一部に極端な肥厚が見られ
炎症性腸疾患もしくは消化器型リンパ腫の疑い。

今現在7.6キロまで体重は回復し
お散歩は、いつもの1/3から半分の距離は歩けるようになりました。


腎臓悪化のためステロイドは使えず
現在サラゾピリン(抗炎症剤)と消化酵素、整腸サプリメント
場合によってセレニア(吐き気止め)ガスター(制酸剤)の注射を使用
波はあるものの安定しています。

炎症性腸疾患【IBD】と消化器系リンパ腫の区別は
獣医師、病理医でも難しいらしく
どちらか分からない場合が少なくはないそうです。

最初の3ヶ月くらいは
これはもうダメかもしれないと
無理に腹をくくった時が3、4回くらいありました。

鹿児島のラッキーBOYであるショーンは
先生も驚くほどの回復を見せ(ゆっくり)なんとか7.6キロまで漕ぎ着け
吠えるところまで元気を取り戻しつつあります。

あんなにお喋りだった子が
吠えない期間があるだなんて思ってもみませんでした。


最近になって口から食べたがりますが
消化器官が追いつかず、ドライフードで下痢になってしまうので
少しづつ食べるリハビリ中です。

胃チューブ設置について
いろいろ賛否はあると思います。

批判的な意見は甘んじて受け入れます。

実際にその場面の当事者にならないと分からないことが
たくさんあり、何が良くて何が悪いのか
本当にケースバイケースだと思います。


これはどういった意味があったのか
ジョシュの命日に発症し
ジョシュと同じようにPEGチューブ設置。

PEGチューブの提案を先生から受けた時
こんなにマイナーな処置を、何故に私が犬2頭中2頭で‥‥
そんな思いが頭の中でグルグルと。

少しは悩みました。
悩んだというか、頭を整理したという表現が近かったと思います。

きっとPEGチューブを知らなかったら
決断には困難を極めたと思います。

まるで12年前のジョシュのPEGチューブ設置が
伏線であったかのようにも感じました。


IBDにせよ消化器型リンパ腫にせよ
治る病気ではないので
悪化しないようにしながら付き合っていくしかありません。

また尿崩症という病気の疑いもあるため
毎日の点滴は欠かせず、毎日通院です。

尿崩症とは
ザックリ言えば、飲んでも飲んでも保持できず
出ていってしまう症状の病気です。


幸いにも病院も先生も看護士さんも大好きなショーンなので
通院は苦にならないです(ショーン的に)

先生には私とショーンのわがままに付き合ってもらって
感謝の言葉しか浮かびません。


病院のドアを開けてまず最初にするのは
病院スタッフへの挨拶
そして待合室の犬さん猫さん飼い主さんへの挨拶。

毎日通って、そろそろ俺ん家感覚になってきているショーン。
ショーンのウザいくらいの俺アピールを優しく受け止めてくださり
飼い主は胸熱です。

ウロウロしてスタッフの邪魔をするのが生きがいのようです。
いつものショーンは健在です。

ここまで回復するのは長い道のりでした。
まだまだ道は続くと願うばかりです。


IMG_4800.JPG
3月、朝、開院前に並ぶ。
2番目なのに一番乗りを決め込む、ショーンクオリティ。


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コメント 2

ネルママ

初めて書き込みします。ずっと前からひそかにとっても楽しみに拝見していました。突然ブログが止まったので、怪しい男ととうとう真剣な警察沙汰になったのか、もしや、もしや、もしかしてショーン君に何か。。。とずっと心配で時々のぞかせてもらっていて、今日!です。
開院前に並ぶショーン君の後ろ姿に泣けてしまいました。うちも今年の5月で12歳になるジャックがいていつもショーン君と重ね合わせてみていたのでとっても心配していました。ブログ更新してくれて本当にありがとう。
by ネルママ (2018-04-22 23:13) 

sumire

☆ネルママさん
初めまして。ありがとうございます♪
【密かにとっても楽しみに】このお言葉本当に本当に嬉しいです!
同じジャック飼い、それだけでもとても親近感です。

再開を喜んでいただけて嬉しい気持ちとともに
申し訳ない気持ちです。
少し長くなりますが‥
実は20日金曜日にショーンがタクシー待ちの最中に
突然意識を失い虚脱状態になり唇が真っ白になりました。
タクシーの中でこのまま逝ってしまうのではと思うような状態で。
病院に着いた時は意識は戻って来たものの虚脱状態のままで
先生2名で懸命に蘇生してもらいなんとかこの世に戻ることができました。
原因は心タンポナーデ。
液体がたまり心臓が収縮できなくなる病態で生命の危険度の高いものです。
液体は血液でした、そしてその原因は心臓に大きな腫瘍があり
血管肉腫とのこと。
腫瘍が破裂したのか、少しずつ血液が溜まっていったのか。
血液は抜いてもらえましたが、今度いつ破裂するかもわからず
予後はかなり悪いそうです。
本人は家に来てくれたお見舞いのママたちに甘えて吠えるほどの元気が
今はあります。
まさかの心臓の疾患にただただ驚くばかりで
この先長く続くと思っていた闘病も、そう遠くない将来で終わることを
覚悟しないといけない状況です。
腎疾患があるので抗がん剤も使えず、心疾患も追加されてしまったため
腎臓のための皮下補液もできず、もどかしく不安な日々です。

楽しみにしていただいていたのに本当に申し訳ないです。
少しでも明るいニュースの記事で更新したいです!

by sumire (2018-04-23 03:56) 

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